旅7 (2018/06/10 noteより)

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帰宅して、ごはんを食べ、少し離れたコンビニへ向かった。父のとった写真を、現像して、帰ってくる。

祖母に渡したら、にこにこと眺めていた。

 

みんなで映画をみる。父が、新しく買った中古ノートパソコンで、Blu-rayをみてみたくて仕方がなくて、わざわざノートパソコンとBlu-rayを持ってきたのだ。

 

カリフォルニア・ダウン地震の映画だ。

祖母は途中で眠ってしまったので、叔母とやいのやいの言いながら観る。

映画が終わり、父と叔母は用事で出かけてしまった。

 

祖母とふたりでゆっくり話す。昔のことなど、思い出話を。あのとき、あんなことあって、楽しかったね。

 

私が高校生の時、まだ祖父が生きていて、祖母は祖父に辟易して、ひとりで東京まで遊びにきてしまったことがあったのだ。

祖母と靖国神社に行ってみたり、散歩したり、おまんじゅうを買って食べたりと、なかなかおもしろかった。

 

祖母が、もう詩織ちゃんと会えるのは最後かもねぇ、と言うので、8月か9月にまた来るよと伝えると、思いのほか早かったようで、笑っていた。

 

夜、叔母がアルバムがあったよと持ってきた。

うちの両親の結婚式や、両親と姉の写真、叔母の結婚式、いとこの写真もある。写っている祖父母は若い。もちろん、父も若い、母も若い。姉はまだ、おにぎり丸だ。

 

叔母が、詩織ちゃん、自分でお母さんにそっくりだなーって思うこと、ある? と聞くので、無い、と答えた。

私は母と、そっくりらしい。アルバムのなかの母は、私とそんなに年が変わらない。

 

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叔母は、翌日は仕事があるのでと、早めに眠ってしまった。

 

祖母が、詩織ちゃん、明日は朝一で帰るの? と聞いてきたので、お昼過ぎまで居るよ、と答えた。

 

つづく