戯れ言、ひとり遊び

小さい頃、姉が忙しいときの私のひとり遊びは、落書きとか、工作とか、作曲とか、リビングのテーブルで、おとなしく作業できることだった。

あとは、ひたすら読書とか。

 

裏の白いチラシを、母がたくさん集めておいてくれたので、それに絵を描いて、文字を書いて、音符を書いて、切り刻んで貼り付けて、出来上がっては家族に見せて、あとはごみ箱へ、ポイポイ捨てていた。

 

 

そのまま、この歳になった気がする。

 

手持ち無沙汰で、なんとなく落書きをして、なんとなく曲を作って。

特に作曲はいい。移動中でも、ふとんのなかでも、脳内だけでできるので、便利だ。準備も片付けも必要ない。いつでも始められて、いつでもやめられる。

 

そうして出来たものたちは、ごく稀に、誰かに触れて、興味を持たれることがある。そうすると、少しの間は残る。そしていずれ、消える。

誰の目にも触れなければ、やはりそれもまた、どこかへ消えていく。

 

生産性のない、生産型の遊び。